2011年5月アーカイブ

肩こりは日本にしか無い?

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肩こりという概念は日本にしか無いと言う事を耳にすることがあります。

正否はともかく、少なくとも欧米にはないようです。

しかも『肩がこる』と言う言葉も夏目漱石が最初に使ったと言われ、

江戸時代以前の日本にはその言葉も存在しないということです。

 

では昔の日本人には肩こりがなかったかというとそうではなくて、

肩の痛みやツッパリ感は存在していたと思われます。

(そうでないと、夏目漱石の『肩のこり』と言う言葉はまったく共感されないものとして、消えて言ったはずです)

 

一方日本人にしか無い概念であるということで、肩こ自体が『思い込みである』という事を言う方も居られます。

例えば外人が日本に来て、肩こりという概念を知ってから、今まで感じたことのない方のコリ感を持ち、それ以来肩こりに悩まされたという逸話があります。

これを根拠に、『肩こり』と言う言葉がなければ、肩こり自体が存在しないと言う話のようですが、これには少々無理が有るようです。

(ただし、思い込みの可能性はどの病気にも有りますので、肩こりも例外ではなく、思い込みの呪縛から放たれると消えてしまう肩こりもあると思いますし、肩こりの状態が気分次第で軽く感じることは多々あると思います)

 

では、日本にしか肩こりがないと言うのはどういう事なのでしょうか?

これは、肩こりという言葉の功罪であることは否めませんが、それ以外の要因として、

日本人は『繊細』なのです。

つまり、『手先が器用』『神経が細やか』『小さなストレスを多く抱える』『気を使う』...など、

考えるだけで肩が凝りそうです(笑)

また、体型もある程度はあるでしょう。

筋肉の質や、なで肩など肩こりの要因はありそうです。

他にいろんな要因が重なり『肩こり』になってしまうのです。

腰痛と骨盤矯正と整体

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骨盤矯正という言葉をよく聞くようになりました。

当院に来られる方の中でも、「骨盤が気になる」と言う方が一定数おられます。

一般的に骨盤に対しての意識が高まり、定着していると言う事でしょう。

それは、各施術者や各インストラクターなどが骨盤に対しての意識を高く持っており、その重要性を個々に広めていったからなのでしょう。

私も腰痛の際の、腰周りの状態を見ていると、骨盤の重要性をひしひしと感じるようになりました。

例えば、腰痛の施術の時、腰部にだけ施術するのと、骨盤も一緒に施術するのでは、施術の効果の持続性が違います

例えば、腰痛の施術で腰部の施術ではなく、骨盤の施術で腰痛が楽になることも少なくありません。

これらを考慮すると、腰痛の原因の多くの部分に骨盤が関わっていると考えるのが自然です。

むやみに腰痛の原因を骨盤に限定することは、施術者としてはあってはならないことなのですが、そうなってしまうぐらいの確率で骨盤のゆがみが大きく関係しています。

また、腰痛に限らず、股関節、膝、首、肩などの症状に対しても骨盤矯正をするとしないでは、明らかに結果差が出るくらい、体に対する影響力があるのです。

当院のやさしい整体では、おそらく、頼まれなくても骨盤に対する施術を行うことでしょう。

腰痛がある骨盤が気になる姿勢が気になるなどがございましたら、つじ自然整術院にぜひお越しいください。

肩こりの対処法は?肩もみ?肩たたき?

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肩こりの時に、あなたはどうされますか?

自分で、モミモミとしている方も多いことでしょう。

モミモミよりも少ないと思いますが、トントンと叩く方も居られるでしょう。

...肩こりが楽になりますか?

その場では肩こりが紛れた気がしますが、治った試しがないですよね。

また、コリの部分を他の方に力いっぱい揉みほぐしてもらった後などは、痛みが増して大変なことになった方も少なくないでしょう。

余計にい肩こりがひどくなっったりして...。

さて、肩こりの原因として、慢性化している方に見られるのは、首肩周囲の『歪み』ですので、基本的には筋緊張をほぐしても再発します。

自身でとりあえず何か処置したいときは、もんだり叩いたりせず、さするぐらいが、悪影響少なく、それなりの効果があると思います。

どうしても揉みたい場合は、本当に軽く揉んでください。(叩くことは気持ち良い以外に良いことが思いつきません)

後は軽く温め、姿勢を良くするとよいでしょう。

この場合の良い姿勢とは、前に行きがちな首や肩を力むことなく後ろへすることでしょうか。

結論として、叩くは無し、揉むは相当優しく、根本的な改善策としては『姿勢』と言うことになります。

つじ自然整術院では肩こりに対して、筋肉の弛緩と各関節のゆがみの修正、姿勢に対してのアプローチなど、全身施術で対応しますので、その場だけの軽減ではなく、根本的な改善が目指せます。

変形性股関節症と整体

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変形性股関節症とは名前のとおり、股関節の変形により痛みなどの症状を呈するものです。

先天性股関節脱臼(よく先股脱といいます)や先天性臼蓋形成不全など、病院で原因がはっきりしているものを二次性変形性股関節症、原因不明なものが、一次性変形性股関節症といいます。

ただし、原因が分かりやすいか、分かりにくいかの差で、その多くは、周囲の組織の変形によるものです。(まれに薬による骨頭壊死と言う病気が原因になることもあります)

組織に変形の多くは外傷と生活習慣に分別でき、外傷はとても治りにくいです。(先天性と呼ばれるものも外傷とみなします。なぜならば、出産時の事故のようなものが多いのです)

なので、姿勢や日常生活動作の癖など、生活習慣によるものが原因の、「原因不明」と呼ばれる物のほうが治りやすかったりします(治りやすいと言ってもすぐに治るということではありません)

主には、骨盤の後傾かベースで、それによる股関節の位置不良と内外旋が多いようです。

つじ自然整術院のやさしい整体で、骨盤をはじめとする各部位の歪みをしっかり改善させてみませんか。

腰痛体操

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腰痛体操と言う言葉をよく聞きます。

大きく2種類の要素に分かれます。

ひとつは腰部にまつわる筋肉のストレッチ、もうひとつは腰部にまつわる筋力の強化。(筋肉に対して出来ることって、緩めるか引き締めるかしかないですよね)

テレビなどを見ていても、この二種類に大別されます。

私はそのなかでも内転筋群の筋力を強化する運動をおすすめします。

腰痛の原因になる骨盤の後傾に対する効果があるからです。

レッグマジックのようなものはお手軽だと思います。

そのようなものがなくても、まくらやタオル程度のものを内股に挟み、ギューッと力を入れて挟み込む動作をすればよいでしょう。

この際に動かす必要はありません。しっかり力を入れることです(呼吸を止めたらダメですよ)

※注 ちなみに、レッグマジック、相当きつい筋トレです。

運動を日頃されていない方は、足の開度は少なめに、回数も少なめに。

腰の悪い人がガッツリやってしまうと、腰痛の悪化になりかねません。

もし、ガッツリやる習慣がついたとしても、他の部位の筋トレも忘れずに。

バランスが悪くなり、これも腰をはじめとしてどこかの部位に負担がかかる可能性があります。

他の腰痛に対する体操や、このレッグマジックもそうですが、健康な人が、「こうすれば効果があります」などとガッツリお手本を見せてくれますが、あんなものは健康な人がやっていることで、同じようにまねをすれば、負担が大きすぎるので要注意です!!

整体とリウマチ

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リウマチは関節の変形が出てからご来院されることが殆どです。

(変形→病院→当院の順でしょうか)

ただし、その変形は完全にもとに戻ることは、ほぼ有りません。

まずは痛みを取ることから始まります。

さて変形についてですが、興味深いのは『尺側偏位』です。

(尺側とは小指側のこと。腕の2本の骨の小指側のことを尺骨というので、尺側変異とは尺骨側への変形と言う意味)

体の関節には歪みのパターンがあるようです。

手首から指にかけて、尺側に変形することが多いのです。

この様に変形にはパターンがあり、整体にて予防、緩和がある程度できますが、肝心のリウマチにおける骨(関節)の破壊に対しての対処に関しては苦手な分野になります。

ここに関しては、病院にて、対処してください。

骨が破壊されたタイミングで大きくゆがむ関節に対して、つじ自然整術院では、骨が破壊されたタイミングでも関節が歪まない様に、正しい位置に近づける施術を行っています。

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