2012年3月アーカイブ

花粉症に整体は効くのか

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私も花粉症です。とてもつらいものです。

さて、花粉症は整体で治るものなのでしょうか?

答えとしては、『効果はある』ということです。

"治る"ではなく"効果がある"です。

花粉症をはじめとするアレルギー症状は、複数の要因で発症するものと考えています。

もともとの遺伝的なものに加え、生活環境、ストレス、さらに日頃の食事や睡眠などでしょうか。

当然整体では、上記のアレルギーに対する要因へのアプローチは直接はできません

では、整体には何ができるのでしょうか?

整体に効果が出せる可能性のある部分としては

頚椎へのアプローチ

これは健康な体を維持するには欠かせないもので、脳と体を行き来する重要な神経や血液が首を通りますので、体の不調であるアレルギーへの影響は大きいと考えます。

胸郭へのアプローチ

これは主に呼吸器に大きく関係します。
胸郭が狭くなると呼吸が浅くなり、呼吸が浅いことは体の元気がなくなり、免疫も弱くなり、万病のもとになります

更に全身への心地よい刺激は、体に対して良い効果があります。

特に手足など体の末端への刺激は体を覚醒させる意味でも有効であると考えます。

整体で体を整えることは、血液や神経の疎通の改善、呼吸の改善など体の不調に関わる要素を軽減することを意味し、低下した免疫力を高めることが可能なので、花粉症の症状を軽減する効果があると言えるのです。

間接的なアプローチになりますが、根本的なアプローチでもあるのです。

五十肩の当院での治り方

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五十肩(四十肩)の痛みは、その場で痛みが取れることは少ないです。

ただし、可動域が広くなる(バンザイに近いことができるようになつなど)ことは珍しくありません。

五十肩は原因不明となっていますが、肩の状態は概ね皆さん同じような状態になっています。(五十肩以外の方でも肩周囲の痛みがある方は同じような状態になっていることが多いです)

肩関節が一定方向にずれているようです。

そのずれを起こす原因は、肩背部の位置を悪化させるような姿勢の悪さと、肩周りの筋力の低下によるものであると考えています。

この状態がなぜ40歳過ぎにやってくるのかはわかりませんが、無理が効かない歳になってきたということでしょうか。

五十肩(四十肩)のずれの方向がわかっているので、そのずれを修正する施術を行うのですが、五十肩になってしまうと、他の関節部位よりも自身での改善する力があまり働かないようです。

施術後の広がった可動域を維持する程度にとどまることが多いように思います。

当院では、軽い症状の場合は一回で完全に治ってしまうこともありますが、多くは進行の阻止(五十肩はある程度までは徐々に進行することが多いです)や、改善の期間を短くすることになります。

肩関節の稼働に対して痛みではなく、ロックが掛かってしまうような状態であったり、症状発症から放置の期間が長かったりすれば、改善の期間がさらに長くなってしまいますので、お早めのご来院をおすすめします。

睡眠障害と整体

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睡眠障害といっても原因は様々ですが、精神的なストレスが一番多いでしょうか。

ここでは精神的なストレスが原因であることに絞って、当院の整体を絡めて考察してみます。

さて、当然ストレスの要因(仕事、人間関係等...)を当院の整体では取り除くことは出来ません

整体にできることといえば、まずはストレスなどの原因で起こった体の変化を改善することでしょうか。

例えば肩を含めて首周り、強張っていることがとても多いです。

長期にわたって緊張があると、いストレスは長期化すれば、原因が何が何やら分からない状態にこじらすことでしょう。

ではそんな闇深そうな睡眠障害に対して、整体で何が出来るのでしょうか。ずれ変形に至ります。

この部分は間違いなく整体の出番でしょう。

例えば呼吸、ストレスの際には呼吸が浅いことが多く、たまに無呼吸症候群の方も居られます。

この部分に対して整体では、胸郭に呼吸を意識させたりとか、腹部の緊張を取ることで役立つ可能性はあります。

後はリラックス、当院の無痛整体は副交感神経が優位になりますので、十分リラックスが出来、多少はストレスの解消になります。

睡眠障害に対しては他にも多くの対処方法はあるかと思いますが、当院の整体でも、睡眠障害の悪化、慢性化の要因解消に対して有効だと言えます。

きっかけ作りは様々な症状に対しても有効ですので、そのきっかけを当院で得る事ができると考えますし、続けることで、きっかけだけに留まらず、改善についてもお役に立てるものです。

マタニティー整体

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マタニティーという言葉はどちらかというと「母性」という意味が強いようですが、ここでは「妊婦」と捉えてお話しします。

妊娠中はホルモンバランスと共に、刻々と体型が変化し、それと共に、当然のごとく脊柱(背骨)の形も変わってきます

お腹が大きくなり、直接背骨を押す力と、大きなお腹を支えるために腰骨を反ってバランスを取るのが大きな要因です。

そのため、腰痛が起こることも多く、当院にもよく妊婦さんが来られます。

皆さん、妊娠中ということで、整体を受けられることに対しての不安があるようですが、概ね安心して受けていただけているようです。

施術は通常の際でも仰向けが基本ですし、仰向けができない方は横向けで寝ていただくことも可能です。

さらに、妊娠中の方に対しては、触り方が更に優しくなります。

妊娠中の体は刻々と変化をするために、一度で痛みを取るというよりは、こまめなメンテナンスをするというイメージになります。

それでも、施術後は楽に感じてもらうことは多いです。

また、痛みに対してだけではなく、心身へのストレスに対しても効果があると考えていますので、その部分だけ考えても、十分価値あるものだと思います(自律神経調整でホルモンバランス調整、ゆらし整体でリラックス効果など...)

ですので、「マタイティー〇〇」の選択肢の中に、当院の整体を加えていただけましたら幸いです。

ぎっくり腰と整体

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ぎっくり腰は、ストレスや疲労などがたまって、不用意で緩慢な動作がきっかけで起こることが多いのですが、そのせいで、ぎっくり腰の痛みはなかなか治まりません

なぜかというと、あなたがぎっくり腰の原因が分からなかったように、体もぎっくり腰の原因があまり分かっていないからです。

体(脳)は原因がはっきり分かっていないため、対処ができなくて困っているのです。

一般的に、痛みがあれば周囲の組織を硬直させ、悪化を防ごうとしますが、ぎっくり腰においては、より広い範囲長い期間硬直させてしまいます。

そして、組織の硬直化は痛みが出やすい(出ている)状況を持続します。

当院の整体では筋緊張の緩和痛みそのものの原因となった悪い箇所の改善によって、強く記憶された痛みをすこしずつ和らげる様に施術します。

なので、施術直後にいたみがすっかりとれてしまうと言うよりは、施術後1日~2日後に大きく改善と言うイメージの予後になることが多いです。

※ちなみに、上記の記述は施術者の感じるぎっくり腰の状態で、医学的に言われていることとは異なるとは思います。ただ、概ね合っているように思っています。また、重いものを持ったときのような、怪我に近いぎっくり腰は、その程度によって改善の様子は違うものです。

ヘルニアの手術と整体

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ヘルニアの手術間近の方が整体に来られることがあります。

日程までは決まっていないのですが、お医者さんに手術を勧められて、でも手術は怖いので、なんとか整体で治らないかというものです。

この際、多くの方が当院の整体で手術をしないで過ごすことができています(整体で短期的に痛みが治まるかどうかは一概に言えませんし、必ず効果があるという確約はできません)

早く治したいというお気持ちから、手術を選択される方も多くおられると思います。

その際には、お医者さんでも説明はあると思いますが、手術のリクスもあります。

たとえば、手術をしても痛みが全く取れなかったり、手術の結果、神経を傷つけてしまい、他の部位が悪くなってしまったりするリスクです。

また、リハビリの期間も案外長かったりします。

そのリスクに比べれば、整体を受けて様子を見て、手術をするかどうかを決めるという手順におけるリクスはかなり低いと感じます。

加えて、手術が原因の痛みは整体でもなかなか取れないものなのです。

ただし、上記は手術を否定するものではありません。

手術ですっかり良くなった方がおられることも事実ですし、闇雲に整体をし続けるなど、手術のタイミングを遅らせることで、悪い影響が出てしまうことは避けないといけません

言えることは、整体という選択肢が少しでもあるのならば、早めに受けて頂けたら余裕を持って対処できます

また、当院の整体で悪化することはありませんので、安心してご来院下さい。

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