2012年5月アーカイブ

胸郭出口症候群と整体

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鎖骨辺りに通って腕に向かって行く神経、血管の圧迫による様々な症状に対する症状名です。

痺れ、冷え、いたみなど、圧迫されるものによって症状は変わってきます。

?さて、骨格の位置関係の異常が原因で神経、血管を圧迫しているので、単純に圧迫部位とその周囲の位置関係を改善すれば各症状は改善します。

なので、胸部や肩周りの関節等の矯正を目指します。

関節(骨)を動かすためには、その周囲の筋肉の位置や状態が改善されなければなりません。

なので、当院のような筋肉にも骨格にもアプローチするような療法が効果的です。

ただし、有効だとは言え、胸郭周囲の矯正はとても時間を要します

構成される筋肉が、そもそも動かすというよりも支えるという要素が強い筋肉にも関わらず、姿勢が悪いと、より支えるという作用しか行わなくなってしまっています。

そのような筋肉を動かして状態を改善させるということが、改善に対する難易度を上げてしまうのです。

このように改善には時間のかかることの多い胸郭出口症候群ですが、当院の整体で、位置関係の矯正を行うのとともに、姿勢や体の使い方をふくめた生活習慣の見直しを一緒に行って行けたらとおもいます。

オスグッド(成長痛)と整体

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オスグットと診断されて、その後、数多くの方が当院にご来院いただいています。

大方は1回~数回で痛みが改善されます。

中には、なかなか痛みの取れな方がおられるのも事実です。

発症後、時間が経っていたり、負荷が強めのスポーツをしていたり、逆にほとんど体を動かしていなかったり...改善されにくい要素は多岐です。

大人の方にも言えるのですが、適度に健康的な生活を送っていると、改善されやすい傾向にあります(健康的とは、食事、睡眠、運動、ストレスに対して適正であること)

しかし、多少改善に時間がかかったとしても、諦める必要は全くありません

病院で、4~5年で自然に治ると言われることがありますが、数ヶ月かかっても改善される可能性を考えると、それでも十分価値があります

ちなみに私は、少年期にオスグットでしたが、今でも右脛骨粗面は突起しており、強めに当たると、強く痛みを感じる状態です。

治しておくに越したことはないのです。

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