2017年11月アーカイブ

骨盤の痛みと腰痛

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骨盤を含め、腰部周辺の痛みの原因は腰椎(背骨の腰部)付近の神経刺激が主になります。

神経を刺激する要因とその原因はさまざまになります。

一つは、腰部周囲の歪みでしょう。

主に、悪い姿勢による骨盤の後傾、また、その左右差が原因となって、

●骨盤につながる腰椎が骨盤の不正な傾きに対応して、変形をしてしまったこと

●さらに腰椎の変形が進んで、腰椎同士の偏った荷重が起こり、ヘルニアや骨折が起こったこと

●骨盤後傾の左右差に耐えきれず、仙腸関節(おしりの真ん中にある骨、仙骨にある関節で、左右のお尻の骨につながる関節)がゆがんでしまったこと

●歪んだ骨盤周囲の筋肉を含んだ組織に緊張や圧迫を引き起こすこと

などが考えられます。

上記のように腰部付近の神経に対する刺激の反応が、腰部ではなく、骨盤付近で痛みとして発生したことで、『骨盤が痛い』となるのです。(ぶつけた痛みや、きつい骨盤矯正後の痛みは、今回は対象外)

当院では、痛みの場所や種類、発生する体勢などで、原因箇所は大まかにはわかるのですが、細かい部分はなかなかつかめないものになります。

体表から触ってわかる範囲はたかだか知れたいますので、施術の様子とその後の経過を聞きながら状態を想定し、改善を図っていくのです。

一方病院では、CTやMRIなどしっかりとした画像診断がありますが、それゆえに、ヘルニアなどが見つかると、それを原因としてしまい、自ずとその他の要因が除外されてしまいがちになります。

痛みの主となる原因は多様ですので、骨盤付近の痛みでも広い範囲に気を配ることを忘れずに、ご自身も施術者もあまり原因を決めつけないようにしなければなりません。

仰向けに寝て痛い腰痛

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体制によって痛みの変わる腰痛があります。

座って痛い腰痛や、立っていて痛い腰痛、また、寝ている状態で痛い腰痛など、色々あります。

腰痛は、概ね腰部に原因がありますので、痛くなる体制で、腰の悪い状態がさらに悪化している言う事は容易に想像がつきます。

さて、人が仰向けに寝ている時には腰部はどうなっているかと言うと、骨盤が前傾気味になり、そのため、腰部は反り気味になっておりますので、腰椎が前湾すれば、痛みが増すと状態である可能性が考えられます。

そんな方は、腰を反る様な伸びをすれば痛かったり、立っていると、じわじわ痛くなったりすることが多いと思います。

悪い腰部の個所に対しては相応の治療が必要になると思いますが、腰椎の変形に至る要因があったと考えます。

その多くの要因が、骨盤の位置です。

骨盤の後傾で腰椎の形状が異常になっている可能性が非常に高いです。

正しい姿勢は非常に重要ななるのです。

つじ自然整術院では、上記を踏まえ、反った時に痛くならないような施術を進め、さらに骨盤の矯正を行います。

余談になりますが、座った時に痛いような場合には、逆の状態の可能性がありますので、寝ている時とは違うイメージの施術になります。

ちなみに起床時の腰痛に関しては、腰痛全般に言える症状なので、仰向けで痛い腰痛の状態だとは言い切れません。

整体と副交感神経と眠気

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整体中に眠たくなる方が多いです。

眠たくなることは正解です。

からだの中では副交感神経が優位になっています。

当院の整体は副交感神経を優位にする作用を含んでいるからです。

これはとても大切なことで、人の体は交感神経他優位な時には活発に元気よく動き、痛みや病気に鈍感になりますが、根本的には改善傾向となりません。

逆に、副効果神経が優位なときに体を治そうとする体制ができます。

というわけで、施術中は私はほとんど喋りません。会話は少なからず交感神経を優位にします。

施術中に世間話をする治療家の方は私と違う考え方を持っているのでしょう。

...受けて頂く際にはあまり何も考えずにのんびり寝転んでおいて下さい。手伝っていただくことも、ほとんどありませんから。

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