頚椎捻挫といえば、交通事故やスポーツの障害などの外傷によるもの
別名、外傷性頸部症候群または頚むち打ちになりますが、
早めの正しい対応が必要となります。
人間の体は正しい位置に組織を固定していたいという意識が働いていますので、
大きく変化することはありませんし、変化するにしても少しずつ変化し、
悪い状態になれば痛みという形で変化を教えてくれます。
むち打ちはその過程を通りこし、いきなり大きく組織を変化させますので、
もとに戻そうとする力が働きます
(物理的に戻りきらないことも多々有りますが…)
もとに戻ろうとする力も最初のうちで、
組織の変化にもそのうち慣れてきます。
慣れてくると、もとに戻そうとする力が次第に弱くなり、
改善に時間がかかってしまいます。
また、完全にもとに戻ることはあまり期待できず、
痛みをあまり感じない程度までの回復となります。
(あまり分かっていないところは『改善しました』といった後、
『再発しました』などというところがあるかもしれません)
痛みをあまり感じないところまで改善出来れば、
日常生活を、普通に過ごすことができますので、
そこが目標となります。