日本では衛生的な環境が比較的整っています。
さらには抗菌や滅菌などに神経を尖らせることも見受けられます。
小さいころに清潔にしすぎて、
耐性ができず、病気にかかりやすい子供がいるのは周知の事実になってきているようです。
清潔は良いのですが、清潔にしすぎは良くないということです。
もちろん不潔にしすぎも良くないです。
細かなことを言えば、
体の洗いすぎ、歯の磨きすぎ、
逆に洗わなさ過ぎも良くないです。
日本人で洗わなさ過ぎはほとんどいませんが、
洗いすぎは少なくないと思います。
この場合の洗いすぎとは、回数ではなく、方法です。
ゴシゴシし過ぎです。
歯の磨きすぎは言われるようになりました。
表面のエナメル質が削り取られます。
体のこすり過ぎはなかなか言われないようです。
女性の方なら手のひらで、なぜるように体を洗った方が、
肌の調子が良いと言う実感をもっている方は多いことでしょう。
角質が取れすぎてカサカサするというレベルではないのです。
一種の傷の状態になります。しかも全身です
修復しようとする際に体力を使い、免疫は下がります。
潤いと言われるものは体表を守る役割もあります。
この機能が低下し、表皮を厚くすることで、対応しようとします。
表皮が厚いことは、一見丈夫そうですが、
これは本来の姿ではないので、
機能的には劣ります。
とにかく程々が一番です。