腱鞘炎ということを解説すると、
腱鞘というものに炎症がおきている状態。
腱鞘とは腱が通っているトンネルのような物。
腱は筋肉と直結しているスジ状の物。
腱が、スムーズに動くように哨の中を通っています。
鞘はサヤと読みます。
刀のさやのことです。
イメージがつかめたでしょうか?
よく、手指の使い過ぎで腱鞘炎になるといいますが、
そのとおりです。
腱鞘と腱との摩擦によるものです。
ここで、手指の使い過ぎと言うことで、
摩擦の時間が大きくなると発症することはわかります。
さらには摩擦の抵抗が大きくなるとより発症しそうなイメージが理解できるでしょうか?
各関節の歪みがあると、より摩擦抵抗が大きくなり、
腱鞘炎になりやすいということになります。
結果、腱鞘炎を治そうとするときには、歪みを取るということが、
効果的であることがわかります。